私が素質研究会國貞幸司事務所の所長です!


by fillheart

人材を人財に変える

一昨日、友人の紹介で月に一度参加している経営者交流会で、素質論の講座をする機会がありました。
今回の交流会では参加者全員が経営者でしたので、
「人材を人財に変える」というテーマで講座をさせていただきました。



素質論は帝王学に由来をしていることもあって、主に経営者が活用してきた背景があるのですが、
普段開催している講座には経営者だけでなく、専業主婦の方や学生さんまでご参加いただくので、
経営やビジネスで素質論をどう活用するかといったことに特化して講座をすることがありません。
だから、今回は参加者の反応がとても楽しみでした。

今回テーマに掲げた「人材」と「人財」の違いですが、
同じ従業員でも、人材は単なる労働力なのに対し、
人財は長期間にわたって利益を生み出してくれる資産です。

自分の分身が作れたら・・・
経営者なら、一度は考える事があるのではないでしょうか。
この分身になってくれる人こそ、人財です。

人財が生まれてこない会社の共通点は、競争が激しく、雇用環境がとても過酷です。
雇用環境が厳しかったり、不安定だと人が定着しませんし、
向上心旺盛で優秀な人はより高みを目指し、結局、組織から去っていきます。

人財を考える上で、興味深い名言があります。
それは武田信玄の残した、「人は石垣、人は城」という言葉です。

石垣を見てみると、一つ一つの石は形が違い、全てが不揃いです。
しかし、その石が隙間無く積み上がると、
数百年経とうともビクともしない強固な守りとなり、難攻不落の城となります。
人もまた同じだと信玄は言っています。
人にはそれぞれの個性があり、全てが不揃いです。
しかし、石垣のように巧みに組みあげれば、なかなか崩れない組織になります。

石垣のように組織をいかに組み立てるか、それは経営者の永遠のテーマです。
しかし、石と違い、人の形は目に見えません。隙間無く積み上げていくのは至難の業です。
だから、レンガやブロックのように、人を規格品のように熱かって、同じ尺度で計り、平均化して、
管理をしやすいようにして、まさにブロックを積み上げていくような方法を多くの会社がとっています。
ブロックを積み上げるように作った組織は、平時では何の問題もないように見えます。
むしろ、石垣を築くより効率が良いかもしれません。
しかし、環境の変化にとてももろく、すぐに崩れてしまいます。

人財になる人はものすごく尖っている石だったり、とても丸みを帯びた石だったり、
ブロックのようにキレイな形をしていません。
ブロックか、石垣か、どちらを選択するのかは歴史を見ても明らかです。

ビジネスで起こる問題の多くは人間関係に起因しています。
なぜなら、会社自体が人の集合体で、その会社と取引をしているのもまた人だからです。
そういった意味では、顧客との関係だけでなく、従業員や取引先との関係も重要です。
そして、その全てに素質論は有効に活用する事ができるのです。

人間関係で問題が起こるのも、人の心が目に見えないからです。
もし、それが目に見える形になっていれば、対応方法も明確になり、問題はシンプルに解決できます。
素質論で扱うCANCODEは、目に見えない心的傾向性を数字とアルファベットのコードで表現し、
一人一人が持つ性格や能力を視覚化してくれます。
言ってみれば、「心の見える化」ですね。

今回の交流会で参加いただいた経営者の反応は、私の予想を超えるものでした。
また要望があれば、ぜひやりたいですね。
by fillheart | 2011-05-12 11:36 | 日々の出来事