私が素質研究会國貞幸司事務所の所長です!


by fillheart

空飛ぶカエル

今日、空飛ぶカエルの話が新聞に載っていました。
以前、空から降ってきた空飛ぶおたまじゃくしの話をこのブログで書きましたが、
今度はカエルが空から降ってきたのかと思って、記事に過剰に反応してしまいました。



空飛ぶカエル_f0196839_1554445.jpg空飛ぶカエルの正体は、東ヒマラヤに生息する新種のアマガエルのことでした。このカエル、通称“トビガエル”と呼ばれ、両生類としては珍しく両足の水かきを使って、ムササビみたいに滑空することができるんだそうです。
自然保護団体WWF(世界自然保護基金)によれば、過去11年間で、トビガエルのような新種の動植物が353も見つかり、世界でも有数の豊かな生態系を持つ地域なのですが、気候変動や森林破壊、過放牧に密猟、野生生物の商取引などによって、破滅の危機に直面しているという内容の記事でした。
最近、豪雨で家が押し流されたり、地震で高速道路が崩落したり、自然の脅威をまざまざと思い知らされる出来事が立て続けに起こりましたが、そのような厳しい自然の中にあっても、トビガエルのようにその環境に適応した能力を手に入れて、新種となっていく動物がいるんですよね。

素質を検証していると、人間にもそういった適応能力を感じることがよくあります。
素質は生年月日で調べるという性質上、先天的な情報しか分かりません。
経験や環境によって後天的に獲得していった情報は残念ながら含まれていないのです。
カエルなのに空を飛ぶ“トビガエル”がいるように、素質がぴったりと当てはまらない人もいます。
そういった人は、環境に適応するために新しい能力を獲得してきたのかもしれません。
もし、素質が当てはまらない人がいたら、出生時間をチェックするのも大事ですが、
ひょっとしたら、トビガエルのようなハイブリッドタイプなのかもしれませんね。
by fillheart | 2009-08-19 02:08 | 素質論コラム