私が素質研究会國貞幸司事務所の所長です!


by fillheart

“うつ病”は心の骨折

今日、2008年に国内で自殺した人の統計が警察庁から公表されていました。
自殺者統計は興味があるので、毎年公表されるたびにチェックしているのですが、
昨年は一年間でなんと 32,249 人の方が自殺して亡くなられたそうです。

数字だけ聞くと、なかなかピンとこないかもしれませんが、
この数字、なんと去年に交通事故で死亡した人の数のざっと6倍なんです。



昨年は30代の自殺者が過去最多となり、
自殺動機の1位は“うつ病”、2位は“身体の病気”、
3位は“多重債務”で、世相を反映した結果が出ていました。

動機の1位であるうつ病は“心の骨折”とも言われ、誰にでもなる可能性のある心の病です。
私自身はまだうつ病になった経験はないのですが、
過去に 「あなたみたいな人がなりやすいから、気をつけてね」 とある人に言われたことがあります。

そのある人とは、統合失調症やうつ病で、職を失った人の社会復帰を支援するNPOの所長さんでした。
当時、パソコンを修理するビジネスをしていて、そのNPOにパソコンを設置しに行ったことがありまして、
そのときに言われた言葉でした。
言われたときにはあまりの衝撃で、まさか自分が・・・という思いもあって、
その所長さんになりやすい理由を思わず聞いたんです。

彼女が言うには、周りに明るく振る舞っていたり、人当たりがいい人ほど危険なんだそうです。
そういう人は、無理に明るく振る舞ったり、自分の弱い部分を見せられなかったりすることで、
心がどんどん疲労していって、いわば疲労骨折のようなかたちで、心がポキッと折れてしまうそうです。
骨と違って心は目に見えないので、うつ病は周りにはなかなか気付いてもらえない孤独な病気です。
しかも、折れた骨が元通りになるまでに時間がかかるように、うつ病も治療に相当な時間がかかります。

30代が過去最多となっているのも、
30代は一般的に20代に比べ、周りから受けるプレッシャーも大きくなり、
仕事の量も増えて、責任も重くなっていきます。すると、心身ともに無理な負担がかかり、
ある日突然、うつ病になり、自ら命を絶ってしまう人が増えているのかもしれません。

実際に素質論カウンセリングをおこなっていると、30代の依頼がとても多いです。
実はストレスを感じる原因は、素質によってかなり違うことが分かっています。
ストレスの原因が違うということは、当然、ストレスを解消する方法も素質によって変わってきます。
素質を知って、ストレッサーとストレス解消法を知ることは、
大切な命を守ることにつながるのかもしれませんね。
by fillheart | 2009-05-15 09:04 | コメント