私が素質研究会國貞幸司事務所の所長です!


by fillheart

素質論用語を封印!?

最近、素質論の資格を取得したいという人が増えています。
そのせいか、素質論のスキルアップを積極的にしていきたいと考えている人も増えているようです。
先週末、東京で開催した活用塾にも、資格を取りたいと考えている人たちが多く集いました。



参加人数7名の内2名がアドバイザー資格者で、
残り5名が8月8日に開催されるアドバイザー講座を目指しているということだったので、
先週末の東京の活用塾はアドバイスの練習をしてみようということになりました。

まず、参加者の一人が相談者役になっていただき、悩みを語ってもらって、
その悩みに対して、他の参加者が順番にアドバイスをしていくという公開アドバイスの形式で、
アドバイザー資格者も、全てがオープンということもあって、かなりのプレッシャーがあったようです。
私がアドバイザーだけに出した一つの条件が、特にプレッシャーだったみたいですね。

その条件とは、“素質論の用語を一切使わずにアドバイスをする”ということでした。

普段、素質論アドバイザーとして活動していると、
素質論のことを知らない方が相談に訪れることも少なくなりません。
そのことを想定した条件設定だったんですが、思いの外、難しかったようです。

できるだけ普段から、私は素質論のことを素質論の用語を使わずに説明することを心がけています。
その理由は、素質論を知らない人にも、先入観や違和感を持たずに興味を持ってもらいたいからです。
素質論の用語や説明をし始めると、どうしても占いっぽく聞こえて、敬遠される人がいらっしゃいます。
また、素質論の用語で会話を始めると、素質論のことを知っている人だけで盛り上がってしまい、
素質論を知らない人が話題についていけなくなり、疎外感を感じられる方もいらっしゃいます。
このような行動は思いやりの欠片が感じられない対応で、素質論を扱う資格がないと私は思ってしまいます。

素質論の基礎理論を受講したことがあるという人は、
一度、素質論の用語を使わずに、その魅力について周りに人に語ってみてください。
素質論について、きっと新しい気付きがありますよ。
by fillheart | 2009-07-29 20:51 | 素質論コラム