私が素質研究会國貞幸司事務所の所長です!


by fillheart

生年月日の正しい聞き方

今日、ホームページから次のようなお問い合わせをいただきました。

“どんどん使っていきたいのですが、周りの人の生年月日が分からなくて困っています。
生年月日を聞き出すために良い方法はありませんか?”

たしかに、生年月日が分からなくては素質を調べようがないですよねー。
皆さんは素質を知りたい相手の生年月日をどうやって聞いていますか?



よくよく考えてみると、日常生活で生年月日を聞くシーンってほとんどないんですよね。
だからこそ、こういった質問が多いのだと思いますが、
いきなり生年月日を聞かれたら、どんな聞き方であれ、怪しすぎます(笑)
特に、男性が女性に生年月日を聞くことは失礼極まりないです。
コミュニケーションを良くするために学んだはずの素質論が、これでは本末転倒です。

しかし、素質論を学ぶとなにげに聞いてしまう人が多いです。
以前、このブログで、私が素質論を嫌いだったエピソードを書きましたが、
実は、初対面でいきなり生年月日を聞かれたことが原因で、私は素質論が嫌いになったんです。
今から思えば、素質論を学んで間もない女性だったと思います。
名刺交換すると、いきなり私の生年月日を尋ねて、私が言われるままに答えたら、
基礎理論1のテキストで私の素質を必死に調べ始めたんです。
その彼女の姿を見たときに、何ともいえない嫌な気持ちになりました。
なんか自分が実験台にされているような気がしましたね(汗)
そして、この人は素質論がないとコミュニケーションがとれないんだろうか?と思うとすごく残念でした。
そのときの体験があるから、私は今でも生年月日を聞くことに人一倍抵抗があると思います。

では、そんな私が相手の生年月日を聞きたいとき、どのように聞き出しているかというと、
生年月日を聞くのではなく、相手に素質論の話をするようにしています。
そして、素質論に興味をもってくれたときだけ、生年月日を聞くようにしています。

たしかに、素質を調べるためには生年月日が必要になりますが、
実際にビジネスや実生活で活用していくときには、生年月日が分からないケースの方がむしろ多いです。
生年月日が分からなくても素質論を使えるようになるには、素質を推測できるようになることです。
でも、そのために特別な能力なんて要りません。必要なのは検証の数なのです。
by fillheart | 2009-06-09 20:30 | 素質論コラム